VBA セルの座標を取得する Top・Left・Height・Width プロパティ

スポンサーリンク

セルの座標を取得するプロパティ一覧

プロパティ内容
Top【トップ】行1のセルの上端を座標0として
選択セル範囲の上端までの距離座標を取得します。
Left【レフト】A列セルの左端を座標0として
選択セル範囲の左端までの距離座標を取得します。
Height【ハイト】選択したセル範囲の上端を座標0として
選択セル範囲の下端までの距離座標を取得します。
Height【ハイト】選択したセル範囲の左端を座標0として
選択セル範囲の右端までの距離座標を取得します。

座標の単位はポイント(1ポイントは約0.35ミリ)で返されます。ポイントはセルの行の高さと同じ単位です。図形やグラフなどをセルに合わせて配置する場合などに使用されます。

各プロパティ取得する座標位置(C3セル~D5セル選択の場合)


Top【トップ】プロパティ

行1のセルの上端を座標0として、選択セル範囲の上端までの距離座標を取得するには、Range【レンジ】オブジェクトのTop【トップ】プロパティを使用します。値の設定はできません。

Top【トップ】プロパティの書式と設定値の説明

オブジェクト.Top
【戻り値】バリアント型 (Variant)

  • オブジェクト(必須)
    Range【レンジ】オブジェクトを指定します。

Left【レフト】プロパティ

A列セルの左端を座標0として、選択セル範囲の左端までの距離座標を取得するには、Range【レンジ】オブジェクトのLeft【レフト】プロパティを使用します。値の設定はできません.

Left【レフト】プロパティの書式と設定値の説明

オブジェクト.Left
【戻り値】バリアント型 (Variant)

  • オブジェクト(必須)
    Range【レンジ】オブジェクトを指定します。

Height【ハイト】プロパティ

選択したセル範囲の上端を座標0として、選択セル範囲の下端までの距離座標を取得するには、Range【レンジ】オブジェクトのHeight【ハイト】プロパティを使用します。値の設定はできません。

Height【ハイト】プロパティの書式と設定値の説明

オブジェクト.Height
【戻り値】バリアント型 (Variant)

  • オブジェクト(必須)
    Range【レンジ】オブジェクトを指定します。

Width【ワイズ】プロパティ

選択したセル範囲の左端を座標0として、選択セル範囲の右端までの距離座標を取得するには、Range【レンジ】オブジェクトのWidth【ワイズ】プロパティを使用します。値の設定はできません。

Width【ワイズ】プロパティの書式と設定値の説明

オブジェクト.Width
【戻り値】バリアント型 (Variant)

  • オブジェクト(必須)
    Range【レンジ】オブジェクトを指定します。

選択したセル範囲の座標を取得するコード例

Sub 座標取得()
With Selection
MsgBox "行1端からの座標は" & .Top & "ポイントです。" & vbCrLf & _
       "A列端からの座標は" & .Left & "ポイントです。" & vbCrLf & _
       "セル範囲の高さの座標は" & .Height & "ポイントです。" & vbCrLf & _
       "セル範囲の幅の座標は" & .Width & "ポイントです。"
End With
End Sub

実行結果


以上で、セルの座標を取得する Top【トップ】・Left【レフト】・Height【ハイト】・Width【ワイズ】 プロパティについての解説を終了します。ありがとうございました。

スポンサーリンク

関連記事・広告