VBA MsgBox関数

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MsgBox【メッセージボックス】関数

MsgBox【メッセージボックス】関数は、警告や注意などのアイコン「はい」や「OK」ボタンなどを表示したメッセージを表示します。

クリックしたボタンによって一定の戻り値が返るため、戻り値を使って条件分岐をして処理を振り分けることができます。

MsgBox【メッセージボックス】関数の書式

[]内は省略可能です。
MsgBox( Prompt[, Buttons, Title, Helpfile, Context ])


  • Prompt【プロンプト】(必須)
    ダイアログボックスに表示するメッセージとなる文字列を指定します。
  • Buttons【ボタンズ】(省略可)
    定数を使用して「ボタンの種類」「アイコンの種類」「メッセージボックスの状態」などを指定します。
    複数の定数を指定する場合は算術演算子のプラス「+」を使用して定数を加算(つなげる)します。定数の値を使用する場合は値の加算値(合計値)を使用します。
    引数Buttonsで設定できる定数一覧表
  • Title【タイトル】(省略可)
    タイトルバーに表示する文字列を指定します。
  • Helpfile【ヘルプファイル】(省略可)
    ヘルプファイルを指定します。
    ヘルプファイルは、メッセージボックスに表示された「ヘルプ」ボタンがクリックされたときに表示するヘルプファイルの名前で、ヘルプファイルのパス(場所)を指定します。
  • Context【コンテキスト】(省略可)
    表示するヘルプの内容に対応したコンテキスト番号を指定します。コンテキスト番号とは、ヘルプファイルを開くときに表示する番号で、表示するヘルプの内容に対応した番号を指定します。

MsgBox関数の戻り値

MsgBox関数でボタンによる戻り値を取得する場合例えば、複数のボタンを配置しクリックしたボタンの戻り値により処理を振り分ける場合は、引数を「()」カッコで囲みます。クリックしたボタンに応じて整数型(Integer)の定数の戻り値が返されるので、戻り値は整数(Integer)の変数を使用して格納します。

ボタンによる戻り値を利用しない場合、例えば、メッセージを表示して「OK」ボタンだけ表示する場合は戻り値を利用しないので引数は「()」カッコで囲みません。

ボタンの戻り値一覧

定数クリックされたボタン
vbOK1[OK]ボタン
vbCancel2[キャンセル]ボタン
vbAbort3[中止]ボタン
vbRetry4[再試行]ボタン
vblgnore5[無視]ボタン
vbYes6[はい]ボタン
vbNo7[いいえ]ボタン

メッセージ文を複数行にして表示するには

メッセージボックスのテキストを複数行に分けて表示するには、ASCII(アスキー)コード対応する文字を取得するChr【キャラクター】関数を使用して、改行文字を表す「Chr(10)&Chr(13)」または
組み込み定数の「vbCrLf」を改行したい位置に挿入します。

改行コード例
Sub 改行()
 MsgBox "現在日時" & Chr(10) & Chr(13) & Now
End Sub
Sub 改行2()
 MsgBox "現在日時" & vbCrLf & Now
End Sub
実行結果


引数Buttons【ボタンズ】で設定できる定数一覧表

ボタンの種類を指定する定数一覧表

定数内容
vbOKOnly0[OK]ボタンを表示します。
vbOKCancel1[OK]と[キャンセル]ボタンを表示します。
vbAbortRetryIgnore2[OK]、[キャンセル]、[無視]ボタンを表示します。
vbYesNoCancel3[はい]、[いいえ]、[キャンセル]ボタンを表示します。
vbYesNo4[はい]と[いいえ]ボタンを表示します。
vbRetryCancel5[再試行]と[キャンセル]ボタンを表示します。

アイコンの種類を指定する定数一覧表

定数内容
vbCritical16「警告アイコン」を表示します。
vbQuestion32「問い合わせアイコン」を表示します。
vbExclamation48「注意アイコン」を表示します。
vbInformation64「情報アイコン」を表示します。

標準ボタンを指定する定数一覧表

標準ボタンとは、メッセージボックス表示時に最初から選択状態になっているボタンのことです。[Enter]キーでクリックしたときと同じ動作ができます。

定数内容
vbDefaultButton10第1ボタンを既定で選択されているボタンにします。
vbDefaultButton2256第2ボタンを既定で選択されているボタンにします。
vbDefaultButton3512第3ボタンを既定で選択されているボタンにします。
vbDefaultButton4768第4ボタンを既定で選択されているボタンにします。

メッセージボックスの状態指定する定数一覧表

定数内容
vbApplicationModal0メッセージボックスに応対するまで
Excelの他の操作はできません。
vbSystemModal4096メッセジボックスに応対するまで
すべてのアプリケーションの操作はできません。

その他の定数一覧表

定数内容
vbMsgBoxHelpButton16384ヘルプボタンを追加します。
vbMsgBoxSetForeground65536最前面のウィンドウとして表示します。
vbMsgBoxRight524288テキストを右寄せで表示します。。
vbMsgBoxRtlReading1048576テキストを右から左の方向で表示します。

以上で、MsgBox関数についての解説を終了します。ありがとうございました。

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