Excel VBA シートにマクロ実行ボタンを作成する

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シートにマクロ実行ボタンを作成する

作成したマクロを実行するには、シート上にマクロの実行ボタンがあると便利です。

マクロ実行ボタンの作成方法はいくつかありますが、オートシェープの図形にマクロを割り当てる方法がボタンをデザインする上でも簡単です。

印刷設定をするマクロがあることを前提にして、マクロ実行ボタンを作成します。

オートシェイプの図形をマクロ実行ボタンにする手順

1.挿入タブを選択します。



2.図形のドロップダウンリストから好みの図形を選択します。



3.図形が挿入されたので、書式設定でデザインやサイズを変更します。



4.図形のデザインやサイズが決まったら、図形を選択して
マウス右ボタンをクリックしてメニューを開き「図形の書式」を選択します。



5.画面右に「書式設定」メニューが表示されるので「文字のオプション」を
選択してボタンに表示する文字のプロパティを設定します。



6.再度、ボタンを選択して、マウス右ボタンをクリックしメニューを表示させます。
メニューの中から「テキストの編集」を選択します。



7.ボタン内に「テキスト」を入力します。



8.ボタンを選択して、マウス右ボタンをクリックしてメニューを表示させます。
「マクロの登録」を選択します。



9.ダイアログが表示され、あらかじめ登録しておいたマクロ名がリストボックスに
表示されます。その名前をを選択して、ダブルクリックすると
マクロ名のテキストボックスにマクロ名が表示されマクロが登録されます
OKボタンをクリックしてダイアログを閉じます。



10.これで、マクロ実行ボタンが作成できました。



開発タブのコントロールの挿入からもマクロ実行ボタンを
挿入することができます。

コントロールの挿入からマクロ実行ボタンを作成する手順

1.開発ダブを選択します。

2.「コントロールの挿入」メニューには

  1. フォームコントロール
  2. ActiveX(アクティブエックス)コントロール

の2種類のコントロールがあります。

内容フォームコントロールActiveXコントロール
ワークシート上に設置
ユーザーフォームに設置×
値の取得×
イベントからマクロを実行
プロパティの変更限られる変更できる
  • 「フォームコントロール」はコマンドボタン以外はシートやセルとリンクさせて使うコントロールになります。
  • 「ActiveXコントロール」は作成したユーザーフォームで使うコントロールになります。

したがってワークシート上では、フォームコントロールを基本的には使用します。



3.ボタンを選択して表面をダブルクリックしてテキストの編集をします。



あとは、オートシェイプの図形をマクロ実行ボタンにする手順の8番目からと同じになりますので省略します。

まとめ

手軽に、マクロ実行ボタンを設置したい場合はフォームコントロールの「コマンドボタン」が良いでしょう。ボタンをデザインしたい場合は、オートシェープの「図形にマクロを登録」するのがいいですね

以上で、シートにマクロ実行ボタンを作成する方法についての解説を終了します。
ありがとうございました。

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