JavaScript 演算子

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JavaScript演算子一覧表

プログラムの中で行う計算のことを「演算」といいます。

「演算」で使用する「+」、「-」、「=」などの記号のことを「演算子(オペレータ)」といい、「演算」に使用する値のことを「オペランド」といいます。

JavaScriptで使用可能な演算子の種類

演算子の種類一覧表

演算子の種類 内容
算術演算子 数値を使用した計算に使用します。
代入演算子 値を変数に代入します。
比較演算子 値の比較をします。
論理演算子 論理計算をします。
連結演算子 文字列同士を連結します。
演算子の記号は「+」です。
「+」記号は複数の数値に対して使用すると算術演算子になりますが
文字列を含む複数に値に対して使用すると連結演算子になります。
三項演算子 条件に対して二択の結果を求めます。
コンマ演算子 複数の演算対象を評価して
最後のオペランド(値)を返します。
単行演算子 オペランド(値)に対して演算子の処理をします。
関係演算子 オペランド(値)の関係を比較します。

算術演算子

算術演算子とは、四則演算(加算、減算、乗算、除算)をする際に使用する演算子です。

算術演算子一覧表

算術演算子 内容 結果
+ 加算(足算) 5+10 15
減算(引算) 10-5 5
* 乗算(掛算) 10*5 50
/ 除算(割算) 10/5 2
% 剰余(割算の余) 14%5 4
** べき乗 2**3 8
++ インクリメント 値++(後置記法)
++値(前置記法)
オペランド(値)を1つ加算します。
後置記法は加算する前の値を返し
前置記法は加算後の値を返します。
デクリメント 値–(後置記法)
–値(前置記法)
オペランド(値)を1つ減算します。
後置記法は減算する前の値を返し
前置記法は減算後の値を返します。

プログラムは基本的には左から右に演算していきますが、複数の算術演算子を使用した演算をする場合は、優先順位に従って演算を実行します。

算術演算子の優先順位
優先度 算術演算子
高い 乗算(*)除算(/)剰余(%)
低い 加算(+)減算(-)

演算の順位を変更したい場合は、「()」丸括弧記号を使用します。

丸括弧で括られた範囲が優先して演算されます。

複数の丸括弧を入れ子のように使用することも可能で、その場合は一番内側の丸括弧の演算が最優先されます。


代入演算子

値を代入する際に使用する演算子を代入演算子といいます。

代入演算子一覧表

代入演算子 内容 結果
= 右辺の値を左辺に代入 b=5;
a=b;
aは5
+= 左辺と右辺の加算結果を左辺に代入 a=10;
b=5;
a+=b;
aは15
-= 左辺と右辺の減算結果を左辺に代入 a=10;
b=5;
a-=b;
aは5
*= 左辺と右辺の乗算結果を左辺に代入 a=10;
b=5;
a*=b;
aは50
/= 左辺と右辺の除算結果を左辺に代入 a=10;
b=5;
a/=b;
aは2
%= 左辺と右辺の除算による剰余を左辺に代入 a=14;
b=5;
a%=b;
aは4
**= 左辺と右辺のべき乗した結果を左辺に代入 a=2;
b=3;
a**=b;
aは8
<<= 左辺と右辺の左シフト結果を左辺に代入 a=1;
b=2;
a<<=b;
aは4
>>= 左辺と右辺の右シフト結果を左辺に代入 a=-8;
b=2;
a>>=b;
aは-2
>>>= 左辺と右辺の符号なし
右シフト結果を左辺に代入
a=-8;
b=2;
a>>>=b;
aは
0x3ffffffe
&= 左辺と右辺の論理積を左辺に代入 a=0xffffffff;
b=0x12345678;
a&=b
aは
0x12345678
^= 左辺と右辺の排他論理和を左辺に代入 a=0xffffffff;
b=0x87654321;
a^=b
aは
0x789abcde
|= 左辺と右辺の論理和を左辺に代入 a=0x0000ffff;
b=0x12345678;
a|=b
aは
0x1234ffff

「x+=1」という計算式は「x=x+1」と同じ意味になり、「=」以外の代入演算子は、左辺と右辺を演算した結果を左辺に代入していることになります。

これらの代入演算子を使用すると簡潔なプログラムを記述することができます。


比較演算子

比較演算子は、右辺と左辺の値を比較します。

その比較結果の真偽「true【トゥルー】(真)またはfalse【フォルス】(偽)」を判定する演算子です。

比較演算子一覧表

比較演算子 内容 使用例 結果
== 左辺と右辺の値が等しいか判定 5==5 true
!= 左辺と右辺の値が異なるか判定 5!=5 false
=== 左辺と右辺の値、データ型や
オブジェクトが厳密に等しいか判定
a=5;
b=”5″;
c=a===b
cの値はfalse
!== 左辺と右辺の値、データ型や
オブジェクトが厳密に異なるか判定
a=5;
b=”5″;
c=a===b
cの値はtrue
< 左辺の値が右辺の値より小さいか判定 5<5 false
<= 左辺の値が右辺の値以下か判定 5<=5 true
> 左辺の値が右辺の値より大きいか判定 5>5 false
<= 左辺の値が右辺の値以上か判定 5>=5 true

比較演算子「==」は、左辺と右辺のデータ型が異なる場合、同じデータ型に変換してから値を比較します。

例えば、数値型の「5」と文字列型の「”5″」を比較する場合、文字列型の「”5″」を数値型に変換してから比較をするので、比較結果は真(true)が返ります。

一方、比較演算子「===」は値を比較するだけではなく、データ型も等しいか厳密に比較します。よって値が同じでもデータ型が違う場合は偽(false)が返ります


論理演算子

論理演算子とは
論理演算を行う際に使用する演算子です。
論理演算の結果を真偽で返します。
1が真(true)
0が偽(false)
に相当します。

論理演算子の種類

論理演算子 内容
&& AND演算
|| OR演算
! NOT演算

論理演算とは、2つ以上の「0」または「1」の入力値に対して1つの「0」または「1」を出す演算(計算)のことです。
論理演算には

  • AND【アンド】演算
  • OR【オアー】演算
  • NOT【ノット】演算
  • XOR【ビット】演算

の4種類があります。

AND演算

AND演算は
2つ以上の入力値がすべて1の場合に結果が1となります。
2つ以上の値の中に1つでも0があれば結果は0になります。

値1 値2 値1AND値2
0(false) 0(false) 0(false)
1(true) 0(false) 0(false)
0(false) 1(true) 0(false)
1(true) 1(true) 1(true)

OR演算

OR演算は、2つ以上の入力値の中に1つでも1が含まれる場合に結果が1になります。

2つ以上の値がすべて0であれば結果は0になります。

値1 値2 値1OR値2
0(false) 0(false) 0(false)
1(true) 0(false) 1(true)
0(false) 1(true) 1(true)
1(true) 1(true) 1(true)

NOT演算

NOT演算は、1つの入力値に対して否定した結果を返します。

入力値が1の場合は0が返り入力値が0の場合は1が返ります。

NOT値
0(false) 1(true)
1(true) 0(false)

以上で、JavaScript の演算子についての解説を終了します。ありがとうございました。

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