Date【デイト】関数
パソコンに設定されている現在の日付を取得するにはDate【デイト】関数を使用します。Date【デイト】関数には引数はありません。「Excel」関数のToday()関数と同じ働きをします。
Date【デイト】関数の書式
Date
【戻り値】バリアント型(内部処理形式DateのVariant)
メッセージボックスに現在の日付を表示のコード例
Sub 現在日付表示() MsgBox Date End Sub
実行結果
A1セルに現在の日付を表示のコード例
Sub 現在日付表示2() Range("A1") = Date End Sub
実行結果
Year【イヤー】関数
引数Date【デイト】に指定した日付データから年を取得するには、Year【イヤー】関数を使用します。
Year【イヤー】関数の書式と引数の説明
Year(Date)
【戻り値】バリアント型(内部処理形式IntegerのVariant)
- Date【デイト】(必須)
日付を表すバリアント型の値や数式、文字列式やDate【デイト】関数を指定します。
本日の年を表示するコード例
Sub 年表示() Dim 年 As Variant 年 = Year(Date) MsgBox 年 End Sub
Month【マンス】関数
引数Date【デイト】に指定した日付データから月を取得するには、Month【マンス】関数を使用します。
Month【マンス】関数の書式と引数の説明
Month(Date)
- Date【デイト】(必須)
日付を表すバリアント型の値や数式、文字列式やDate【デイト】関数を指定します。
本日の月を表示するコード例
Sub 月表示() Dim 月 As Variant 月 = Month(Date) MsgBox 月 End Sub
Day【デイ】関数
引数Date【デイト】に指定した日付データから月を取得するには、Day【デイ】関数を使用します。
Day【デイ】関数の書式と引数の説明
Day(Date)
- Date【デイト】(必須)
日付を表すバリアント型の値や数式、文字列式やDate【デイト】関数を指定します。
本日の日を表示するコード例
Sub 日表示() Dim 日 As Variant 日 = Day(Date) MsgBox 日 End Sub
以上で、Date【デイト】関数、 Year【イヤー】関数 、Month【マンス】関数 、Day【デイ】関数 の解説を終了します。ありがとうございました。
日付・時刻関数一覧表
日付や時刻の関数一覧表です。関数名がリンクになっています。
クリックすると詳細説明ページが開きます。
関数名 | 説明 |
---|---|
Date | 現在の「日付」を取得します。 |
Year | 日付から「年」を取得します。 |
Month | 日付から「月」を取得します。 |
Day | 日付から「日」を取得します。 |
DatePart | 年・月・日を部分的に取得します。 |
Now | 現在の「日時」を取得します。 |
Time | 現在の「時刻」を取得します。 |
Hour | 時刻の「時」を取得します。 |
Minute | 時刻の「分」を取得します。 |
Second | 時刻の「秒」を取得します。 |
Weekday | 曜日を表す「整数値」を取得します。 |
WeekdayName | 曜日を表す整数値を「曜日名」に変換します。 |
DateSerial | 年・月・日を表す整数値から日付データに変換します。 |
TimeSerial | 時・分・秒を表す整数値から時刻データに変換します。 |
DateDiff | 日付や時間の間隔を計算します。 |
DateAdd | 時間を加算または減算した日付や時刻を取得します。 |
Timer | 経過した秒数を取得します。 |
CDate | データ型を日付型に変換します。 |
IsDate | 日付や時刻として扱えるかを調べます。 |
DateValue | 日付を表す文字列式を日付型(Date)に変換します。 |
TimeValue | 時刻を表す文字列式を日付型(Date)に変換します。 |