DateValue【デイトバリュー】関数
日付を表す文字列式を日付型(Date)に変換するには、 DateValue【デイトバリュー】関数を使用します。
DateValue【デイトバリュー】関数の書式と設定値(引数)の説明
DateValue(date)
【戻り値】日付のシリアル値 バリアント型(内部処理形式 Date の Variant)
- date【デイト】(必須)
100 年 1 月 1 日~ 9999 年 12 月 31 日の範囲内の日付を表す 文字列式を指定します。日付と認識されない文字列を指定するとエラーになります。
文字列式 | 戻り値 |
---|---|
“2018年4月1日” | 2018/04/01 |
“2018年4月”(日を省略した場合は1日が指定されます。) | 2018/04/01 |
“1日4月2018年” | 2018/04/01 |
“4月1日”(年を省略した場合パソコン設定の年を使用します。) | 2018/04/01 |
“平成30年4月1日” | 2018/04/01 |
“H30-4-1” | 2018/04/01 |
“30-4-1” | 1930/04/01 |
“18-4-1” | 2018/04/01 |
“2018,4,1” | 2018/04/01 |
“18 4 1″(区切り文字を全角や半角の空白でも認識します。) | 2018/04/01 |
※年月日を区切る区切り記号は、「/」(スラッシュ) 「-」(ダッシュ) 「,」(カンマ)
(半角、全角スペース)が使用できます。
TimeValue【タイムバリュー】関数
時刻を表す文字列式を日付型(Date)に変換するには、TimeValue【タイムバリュー】関数を使用します。
TimeValue【タイムバリュー】関数の書式と設定値の説明
TimeValue(time)
【戻り値】時刻のシリアル値 バリアント型(内部処理形式 Date の Variant)
- time【タイム】(必須)
0:00:00 (午前 12:00:00) から 23:59:59 (午後 11:59:59) までの時刻を表す 文字列式を指定します。時刻と認識されない文字列式を指定するとエラーになります。引数time【タイム】に指定する日付を表す文字列式例 文字列式 戻り値 “AM12時0分0秒” 0:00:00 “PM12時0分0秒” 12:00:00 “23時59分59秒”
(時は23、分秒は59まででそれ以上の値はエラーになります。)23:59:59 ”12.00.00” 12:00:00 “1.00.00PM” 13:00:00 “午後1.00.00” 13:00:00 ※時分秒を区切る区切り記号は、「.」(ピリオド) 「:」(コロン) が使用できます。
以上で、日付を表す文字列式を日付型に変換するDateValue【デイトバリュー】関数
時刻を表す文字列式を日付型に変換するTimeValue【タイムバリュー】関数についての解説を終了します。ありがとうございました。
日付・時刻関数一覧表
日付や時刻の関数一覧表です。関数名がリンクになっています。
クリックすると詳細説明ページが開きます。
関数名 | 説明 |
---|---|
Date | 現在の「日付」を取得します。 |
Year | 日付から「年」を取得します。 |
Month | 日付から「月」を取得します。 |
Day | 日付から「日」を取得します。 |
DatePart | 年・月・日を部分的に取得します。 |
Now | 現在の「日時」を取得します。 |
Time | 現在の「時刻」を取得します。 |
Hour | 時刻の「時」を取得します。 |
Minute | 時刻の「分」を取得します。 |
Second | 時刻の「秒」を取得します。 |
Weekday | 曜日を表す「整数値」を取得します。 |
WeekdayName | 曜日を表す整数値を「曜日名」に変換します。 |
DateSerial | 年・月・日を表す整数値から日付データに変換します。 |
TimeSerial | 時・分・秒を表す整数値から時刻データに変換します。 |
DateDiff | 日付や時間の間隔を計算します。 |
DateAdd | 時間を加算または減算した日付や時刻を取得します。 |
Timer | 経過した秒数を取得します。 |
CDate | データ型を日付型に変換します。 |
IsDate | 日付や時刻として扱えるかを調べます。 |
DateValue | 日付を表す文字列式を日付型(Date)に変換します。 |
TimeValue | 時刻を表す文字列式を日付型(Date)に変換します。 |