「当月末」や「指定した月数後の末日」などの月末を求めるには、EOMONTH【エンドオブマンス】関数を使用します。
EOMONTH【エンドオブマンス】関数
指定した開始日から指定した月数後の末日を返します。戻り値はシリアル値で返りますので、セルの表示形式を日付に変更する必要があります。
EOMONTH【エンドオブマンス】関数の書式と引数の説明
=EOMONTH( 開始日, 月 )
【戻り値】シリアル値
【戻り値】シリアル値
- 開始日(必須)
対象期間の開始日を表す日付データ、または、日付データが入力されているセル番地を指定します。 - 月(必須)
開始日の月から何ヶ月後の末日を求めるかを指定します。開始日と同じ月(当月)の場合は「0」を指定します。負の値を指定すると開始日より前の月が指定されたことになります。
B2セルに本日から2ヶ月後の末日を表示する例
B2セルを選択して、「関数挿入ボタン」をクリックします。
「関数の挿入」ダイアログボックスの検索ボックスの「月末」と入力して、検索されたEOMONTH【エンドオブマンス】関数を選択します。
「関数の引数」ダイアログボックスに引数を指定します。第一引数の「開始日」には、TODAY【トゥデイ】関数を使用して本日の日付を設定します。第二引数の「月」には、2ヶ月後の「2」を設定します。第一引数の「開始日」には、日付データが入力されているセルのセル番地を指定することもできます。
「戻り値」は日付のシリアル値なので、セルの表示形式を日付型に変更して、日付形式で表示します。セルを選択状態でマウス右ボタンをクリックし、メニューを表示し「セルの書式設定」を選択して「OK」ボタンをクリックします。
「セルの書式設定」ダイアログボックスで表示形式の分類を「日付」種類を選択して「OK」ボタンをクリックします。
B2セルに本日から2ヶ月後の末日が表示されました。
以上で、月末を返す関数についての解説を終了します。ありがとうございました。