Len【レン】関数
文字列の長さを取得するには、Len【レン】関数を使用します。引数Expression【エクスプレッション】に指定した文字列の長さを、長整数型(Long)の値で返します。
Len【レン】関数の書式と引数の説明
Len(Expression)
【戻り値】長整数型(Long)の値
- Expression【エクスプレッション】(必須)
長さを調べたい文字列、または文字列式を指定します。
※全角半角の区別なくすべての文字を1文字として数えます。
※空白も1文字として数えます。
LenB【レンバイト】関数
文字列のバイト数を取得するには、LenB 【レンバイト】関数を使用します。引数Expression【エクスプレッション】に指定した文字列のバイト数を、長整数型(Long)の値で返します。
LenB 【レンバイト】関数の書式と引数の説明
LenB(Expression)
【戻り値】長整数型(Long)のバイト数
- Expression【エクスプレッション】(必須)
バイト数を調べたい文字列、または文字列式を指定します。
※全角半角の区別なく1文字を2バイトとして計算します。
※空白も1文字として数えます。
※ワークシート関数のLenB関数は、半角を1バイト全角を2バイトで計算しますので注意が必要です。
ユーザーが入力した文字列の文字数とバイト数を表示するコード例
Sub 文字数() Dim 文字 As String 文字 = InputBox("文字列を入力してください。") MsgBox "文字数は" & Len(文字) & "文字です。" & vbCrLf & _ "バイト数は" & LenB(文字) & "バイトです。" End Sub
実行結果
以上でLen【レン】関数 LenB【レンバイト】関数についての解説を終了します。ありがとうございました。
文字列関数一覧表
文字列関数の一覧表です。関数名のリンクで詳細ページが開きます。
関数 | 内容 |
---|---|
Format | データの表示書式を変換 |
Left | 文字列の左端から文字列の一部分を取り出す |
Right | 文字列の右端から文字列の一部分を取り出す |
Mid | 文字列の指定した一部分を取り出す |
LeftB | 文字列の左端からバイト数で文字列の一部分を取り出す |
RightB | 文字列の右端からバイト数で文字列の一部分を取り出す |
MidB | 文字列の指定位置からバイト数で文字列の一部分を取り出す |
Len | 文字列の長さを取得する |
LenB | 文字列のバイト数を取得する |
Chr | ASCIIコードに対応する文字を取得する |
Asc | 文字に対応するASCIIコードを取得する |
StrConv | 文字の種類を変換する |
LCase | アルファベットの大文字を小文字に変換 |
UCase | アルファベットの小文字を大文字に変換 |
LTrim | 文字列の先頭にあるスペースを削除する |
RTrim | 文字列の末尾にあるスペースを削除する |
Trim | 文字列の先頭と末尾のスペースを削除する |
Replace | 文字列を置換えする |
Space | スペースを追加する |
String | 文字を指定した数表示する |
StrComp | 2つの文字を比較する |
InStr | 文字を文字列の先頭から検索する |
InStrRev | 文字を文字列の末尾から検索する |