String【ストリング】関数
指定した文字を指定した数、表示するにはString【ストリング】関数を使用します。
String【ストリング】関数の書式と引数の説明
引数は省略できません。
String(Number,Character)
【戻り値】バリアント型 (内部処理形式 String の Variant)
- Number【ナンバー】(必須)
表示する文字数を指定します。
※0を指定すると「長さ0の文字列」(空白)を返します。
※負の値を指定するとエラーになります。 - Character【キャラクター】(必須)
表示する文字を指定します。ASCIIコードで文字を指定することもできます。
※文字列を指定した場合は先頭文字だけが表示されます。
コードと解説
Sub 指定数表示() MsgBox String(5, "A") & vbCrLf & _ String(5, "ABCD") End Sub
引数Character【キャラクター】に文字列のABCDを指定した場合は、先頭の文字のAだけが5回繰り返して表示されます。
実行結果
String【ストリング】関数使用コード例
以上で、String【ストリング】関数についての解説を終了します。ありがとうございました。
文字列関数一覧表
文字列関数の一覧表です。関数名のリンクで詳細ページが開きます。
関数 | 内容 |
---|---|
Format | データの表示書式を変換 |
Left | 文字列の左端から文字列の一部分を取り出す |
Right | 文字列の右端から文字列の一部分を取り出す |
Mid | 文字列の指定した一部分を取り出す |
LeftB | 文字列の左端からバイト数で文字列の一部分を取り出す |
RightB | 文字列の右端からバイト数で文字列の一部分を取り出す |
MidB | 文字列の指定位置からバイト数で文字列の一部分を取り出す |
Len | 文字列の長さを取得する |
LenB | 文字列のバイト数を取得する |
Chr | ASCIIコードに対応する文字を取得する |
Asc | 文字に対応するASCIIコードを取得する |
StrConv | 文字の種類を変換する |
LCase | アルファベットの大文字を小文字に変換 |
UCase | アルファベットの小文字を大文字に変換 |
LTrim | 文字列の先頭にあるスペースを削除する |
RTrim | 文字列の末尾にあるスペースを削除する |
Trim | 文字列の先頭と末尾のスペースを削除する |
Replace | 文字列を置換えする |
Space | スペースを追加する |
String | 文字を指定した数表示する |
StrComp | 2つの文字を比較する |
InStr | 文字を文字列の先頭から検索する |
InStrRev | 文字を文字列の末尾から検索する |